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新しくて広いだけじゃない!「安満遺跡公園」の見所のひとつ、展示館をご紹介します。

安満遺跡公園(あまいせきこうえん)は、JR高槻駅からも阪急高槻市駅からもほど近い場所にある、新しくてとても大きな公園です。(JR高槻駅から徒歩約13分、阪急高槻市駅から徒歩約10分/今年3月に全面オープンしました。)

その広さは甲子園が5つ入るほどで、公園内には子どもたちに人気の「ボーネルンド プレイヴィル」をはじめ、ピッツェリア&カフェ「SUNDAY’S BAKE 569」、洋食&ビストロ料理「FARMERS CLUB」といった本格料理が楽しめるお店、そして、言わずと知れた「スターバックス」など、さまざまな施設があり、いろんな方が思い思いにゆったりと過ごせる憩いの場となっています。

広さやゆったりと過ごせる施設があることは、この公園の魅力ですが、安満遺跡公園の魅力はそれだけにはとどまりません。

この公園は「日本の歴史を紐解く遺跡が見つかった!」ということが公園づくりのコンセプトとなっているので、他の公園にはない面白さ、魅力があるのです。それが上の写真(公園のイメージパース)中央にある歴史拠点と呼ばれるエリアです。

この安満遺跡公園がある地域は、約2500年前(弥生時代前期)、近畿地方でもいち早く米づくりを始めた大環濠(かんごう)集落(周囲に堀をめぐらせたムラ)がありました。1928年に石器や土器がたくさん見つかって以来、複数回、複数エリアに渡って確認調査・発掘調査が行われ、多数の遺構(いこう)や木棺墓(もっかんぼ)などが出土しました。その研究の結果、現在では、ここに暮らした人々が淀川を通じて広範な地域と活発に交流したこと、約800年間にわたって栄えたことがわかっています。

高槻市は、こうした貴重な遺跡があったことを将来に伝えていくため、公園の敷地内には、子どもたちにもその当時の暮らしを、やさしく、おもしろく紹介する「展示館」を設けています(下写真の一番右の建物です)

展示館では、かつて人々がどんな暮らしをしていたのか(例えば、どんな道具をつかっていたのか、どんな食べ物を食べていたのかなど)が、楽しみながら学べる映像展示やレプリカで紹介されていて、子どもたちはもちろん、大人も楽しめる工夫をこらしたものになっています。

子どもたちもアニメを楽しみながら、弥生時代のことを知ることができます。

安満遺跡では、漆(うるし)塗りの櫛(くし)や簪(かんざし)が出土しました。これらが縄文時代の遺跡でよく出土されていることから、このエリアでは縄文人と弥生人が出会い、共生したのではないかと言われています。

安満遺跡は、弥生時代に見られる典型的な環濠集落とされ、シアターでは、その暮らしを再現したCGムービーが見られます。

なお、展示館の横には、かつてのムラの暮らしを総括した展示物も設置してあり(下写真)、展示館の内容と合わせると知識がより深まります。

今回ご紹介した展示館は、毎日午前9時から午後5時まで開いており、入場無料でお楽しみいただけます(年末年始12月29日~1月3日は休業)。安満遺跡公園に来られた際は、ぜひお立ち寄りください。

安満遺跡公園

住所:高槻市八丁畷町12番3号
TEL: 072-648-4725
駐車場:西152台、東275台(100円/30分〈1日最大800円〉)、中型自動車(マイクロバス):1,000円/回、大型自動車(大型バス):2,000円/回
Web:https://www.seibu-la.co.jp/park/ama-sitepark/
たかつきマルマルナビ:https://www.takatsuki-kankou.org/ama-site-park/

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