関西将棋会館が高槻に移転オープンして12月で1周年になります。関西将棋会館最寄りのJR高槻駅のきた西口は「将棋会館口」という愛称に。周囲にはところどころに将棋モチーフがあり、“勝負めし”を関西将棋会館に配達する店や、以前王将戦の勝負スイーツに選ばれた店があるなど、将棋のまちらしい盛り上がりを感じるエリアです。
高槻市広報誌「たかつきDAYS」12月号の巻頭特集では、地元高槻のローカルWEBメディア「高槻つーしん」のライターさんとアンバサダーさんが関西将棋会館がある芥川町の魅力をレポートしています。
(写真提供:高槻市)
このあたりは駅前の中心街でありながら、今と昔が調和するようなノスタルジックなまちなみがあります。駅前を北に歩くと江戸時代の旧街道、西国街道があり、宿場町だった芥川宿には当時の面影を残す町家が残っています。
NHK連続テレビ小説のオープニングロケ地になった芥川一里塚など、歴史を伝える古跡も。街道を中心にした南北のエリアには、オシャレで個性的な店が集まっています。
町家を利用した「リザルブ珈琲店」。自家焙煎の豆を注文ごとに挽いて淹れてくれるコーヒーは味わい深く、最後の一滴までおいしい(写真提供:高槻市)
オーナー手作りの焼き菓子と紅茶が楽しめる「Kashi Kashi」。店舗デザインの国際的な賞を受賞したという店内は明るく開放感で、オシャレ(写真提供:高槻市)
西国街道から一本南に入ったエリアは、昭和の頃の古民家が住宅街のなかに並ぶ細い小道や路地がたくさん。ここにも地元で人気の高槻グルメがあります。
古民家を改装した「nowa cafe」。子どもと分けて食べられるようなやさしい味付けの定食が味わえる。1階は子連れで、2階は大人のみ(写真提供:高槻市)
「LUCU CAFE」も元古民家。インドネシアの定番料理「ナシチャンプル」、東南アジア版ぜんざい「ブブールインジン」など、本場の味(写真提供:高槻市)
路地を抜けた先にも、魅力的な店があります。
「かき氷とパフェ mikaku」は、季節のフルーツを堪能できるフルーツ好きにはたまらない店。卵感たっぷりのプリンのパフェもフルーツたっぷり(写真提供:高槻市)
関西将棋会館の近くにある芥川商店街は、JR高槻駅北の商業施設から西国街道までを結ぶ商店街で、早くからのぼりやイベントで移転を歓迎してきたそうです。

歩道には「将棋の渡辺くん」コラボのマンホールのほかに、市のマスコットキャラクター「はにたん」の商店街オリジナルのタイルが。探して歩くのも楽しいかも。


上/芥川商店街にあるはにたんの将棋モチーフのタイル
中/芥川商店街にある「将棋の渡辺くん」コラボのマンホールは5カ所
下/別のデザインのマンホールもJR高槻駅北側に9カ所あり
(いずれも写真提供:高槻市)
芥川商店街やそこから駅前に続くアクトモールも、老舗もあれば、新しいスポットもある、古くて新しい場所です。
先代から続く「浦昆布本店」は専門店ならではの品揃え。贈答用はもちろん、出汁用や煮物用など昆布選びを教えてくれる。自家用佃煮もたくさん(写真提供:高槻市)
カレー激戦区といわれる高槻で人気の「808 Curry&Vegetable」。農家でもある店主が育てた旬野菜を10種類以上使うカレーはまさに「畑のカレー」(写真提供:高槻市)
将棋関連のスイーツやカフェなら、こちら。
過去の王将戦で勝負スイーツに選ばれた「パティスリーCOCONOMI」。季節のフルーツたっぷりのケーキが人気だが、将棋チョコも。駒は全種類揃うのだとか(写真提供:高槻市)
一級建築士によるカフェ「Tea Room17」は、紅茶がおいしい店。将棋コラボの「紅茶のエスプレッソラテ」(平日限定)が味わえる(写真提供:高槻市)
そして、高槻に来たからには、関西将棋会館も忘れずに。
1階のオフィシャルショップは誰でも気軽に立ち寄れます。将棋好きはもちろん、あまり詳しくなくても取り入れやすいグッズがたくさんあり、おみやげにもおすすめです。

売れ筋は人気棋士の扇子だとか。文具や雑貨もいろいろ(いずれも写真提供:高槻市)
関西将棋会館前の駒音公園はちょっとしたフォトスポットにも(写真提供:高槻市)
関西将棋会館のすぐ近くには、関西将棋会館移転を見据えて大阪・福島から一足早く移転してきた将棋ファンにおなじみの店もあります。
「将棋barルゥク」は棋士も来店する名物店。将棋を指してもよし、雰囲気を楽しむだけでもよし。未経験でも話し上手な店主がわかりやすく教えてくれる(写真提供:高槻市)
帰る前には、駅前にある将棋モチーフのポストで記念撮影も、ぜひ。
(写真提供:高槻市)
このエリアを歩いたレポーターの2人は、「店主さんたちの人柄と魅力的なお店の多さが印象的」「地域密着のカフェめぐりを満喫できた」とコメント。
300年前からの歴史と続々誕生する新しいスポットが共存して、高槻の多様な魅力が入り混じる芥川町で、あなただけのお気に入りを探してみませんか?
高槻市広報誌「たかつきDAYS」12月号は、関西将棋会館1周年!芥川町特集
高槻市広報誌「たかつきDAYS」の巻頭特集は「高槻で暮らす日々の魅力」を紹介しています。
12月号の巻頭特集は、高槻に移転オープンして1周年になる関西将棋会館周辺の芥川町のまちあるき。「高槻つーしん」とコラボし、ライターさんの気になるスポットが紹介されています。

「たかつきDAYS」12月号はこちら
公式ページURL
https://www.city.takatsuki.osaka.jp/site/takatsukidays/164299.html









