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高槻は舟唄ゆかりの地!「第33回淀川三十石船舟唄全国大会」が11/23(日祝)に開催されます

大阪はしばしば“水の都”と形容されることがありますが、これはかつて水路が多かったため、“天下の台所”として栄えたのも、舟による物流事情がすぐれていたからだといいます。そんな大阪(大坂)を支えた淀川は、海ともつながり全国各地の品物を運んだほか、京都との交通路としても利用され、多くの舟が行き交いました。

淀川三十石船(さんじゅっこくぶね)は、江戸時代、京の伏見と大坂の八軒屋(現代の京阪電鉄天満橋駅付近)のあいだを結んだ旅客船のこと。当時、重要な水上の交通機関として活躍していました。この船で歌われた舟唄は、舟頭衆が船を漕ぐときに息を合わせるために歌われ、庶民にも親しまれていたといわれます。
明治43(1910)年の天満橋ー五条間の京阪電車開通をみて姿を消した淀川三十石船ですが、舟唄は市内大塚地区の方々によって結成された大塚保存会によって歌い継がれ、大阪府の無形民俗文化財の指定を受けています。

「淀川三十石船舟唄全国大会」は、この舟唄を受け継ぐ唄い手たちが集うイベント。
大会は、一般の部とジュニア(中学生以下)の部に分かれており、全国から参加する100人以上が自慢の歌声を披露します。
舟唄を一度生で見てみたいという方はぜひお越しください。

ところで、高槻には淀川を走る旅客船や貨物船に乗っている方に向けて、舟で食べものを販売する商売が営まれており、その舟を「くわらんか舟」といいました。また、この船頭衆が歌っていた唄を「くわらんか舟唄」といい、この唄も全国大会のなかでも披露されますので、こちらもぜひお楽しみください。

第33回 淀川三十石船舟唄全国大会

開催日時:11月23日(日祝)  9:30開演(9:00開場)
会場:高槻城公園芸術文化劇場 北館(旧高槻現代劇場) 中ホール
料金:無料 ※予約不要
お問い合わせ:高槻市 街にぎわい部 文化財課(TEL:072-674-7652)
公式ページはこちらからご覧ください。

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